人種差別的発言は誤解 タイガース投手コーチを解任されたボジオ氏が主張

[ 2018年6月29日 09:32 ]

解任されたタイガースのクリス・ボジオ投手コーチ (AP)
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 球団職員に対する不適切な発言があったとしてタイガースの投手コーチを解任されたクリス・ボジオ氏(55)が、その発言が誤解であると主張した。

 ボジオ氏は球団職員に対して人種差別的な発言があったとして27日にタイガースの投手コーチを解任されたが、USAトゥデー紙(電子版)が28日に掲載した記事の中で、自軍投手(白人)の「スパイダー・モンキー」というニックネームを球団職員(アフリカ系)が自分に向けての発言だと勘違いしたと同氏は語っている。

 アフリカ系に対して「モンキー=猿」という言葉を使えば、差別的と言われても仕方ないが、ボジオ氏はあくまで球団職員に対してではなく、選手に向けて使ったと主張。投手コーチを解任されたことは不当だとしてタイガース球団を訴える構えだという。

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2018年6月29日のニュース