日大三、打撃戦制し決勝進出　佐藤コビィが豪快２ラン

春季高校野球関東大会準決勝   日大三９―８常総学院 （ 2018年5月22日 ）

７回２死三塁で右越え同点２ランを放つ佐藤コ
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　第７０回春季高校野球関東大会は２２日、千葉県野球場で準決勝が行われた。日大三（東京１位）は常総学院（茨城１位）に９―８で逆転サヨナラ勝ち。佐藤コビィ外野手（３年）が７回に右越え２ランを放つなど打撃戦を制した。高崎健康福祉大高崎（群馬１位）も木更津総合（千葉１位）に９―８の逆転サヨナラ勝ちを収めた。

　日大三はガーナ人の父と日本人の母を持つ佐藤コビィが７回に一時同点の２ラン。右翼席中段に叩き込んだ右の大砲は「逆方向の飛距離は自分が（チームで）一番」と胸を張った。

　背筋力２２０キロを誇り通算６本中３本は右方向。９回にはプロ注目の日置が同点の左越えソロを放ち、１死満塁から高木が中前サヨナラ打。最大５点差を逆転し、１２年ぶりとなる決勝に進出した小倉全由監督は「最後までよくついていった」と称えた。