岡田耕2試合連発、多崎完封 駒大Vまだあるぞ

[ 2018年5月23日 14:20 ]

東都大学野球春季リーグ戦第7週第2日   駒大3―0中大 ( 2018年5月23日    神宮 )

駒大・岡田耕
Photo By スポニチ

 連敗すれば最下位の可能性もあった駒大が、下手投げの多崎蒼司(4年=駒大)が中大を5安打完封。連勝で勝ち点を3にし、1部昇格した最初のシーズンで残留を決め、6勝4敗で優勝の可能性も残した。

 駒大は6回、前日に逆転サヨナラ3ランを放った4番・岡田耕太(同=敦賀気比)が2試合連続となる3号2ランで先制。9回にもスクイズで1点を加え、その裏の2死満塁も多崎が抑え逃げ切った。

 シーズンを終えた大倉孝一監督は報道陣に囲まれると「お世話になりました」と笑顔で頭を下げた。そして多崎の完封に触れ「4年生の自覚で投げ切ってくれたね」と今季から登板し2勝目を挙げた右腕を褒めた。先制2ランの岡田には「シーズン通して打ってほしい。ただ三振をしなくなってきたし四球も選べるようになってきた」と期待が大きいだけに厳しく褒めた。

 この日、雨で順延となった国学院大―立正大2回戦、もし立正大が連ち、最終節に亜大が東洋大に勝ち点を挙げれば勝率で駒大が上回り優勝が転がり込む。まさに戦国東都。岡田耕は「まだ(優勝の)可能性はあるので、終わったという気持ちを切らさず準備しながら待ちたいです」と話していた。

続きを表示

2018年5月23日のニュース