高崎健康福祉大高崎6年ぶり2度目の優勝 山下が高校通算71号2ラン

[ 2018年5月23日 14:57 ]

第70回春季高校野球関東大会決勝   高崎健康福祉大高崎15―10日大三 ( 2018年5月23日    千葉県野球場 )

〈高崎健康福祉大高崎・日大三〉3安打3打点の山下
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 高崎健康福祉大高崎(群馬1位)が日大三(東京1位)に打ち勝ち、6年ぶり2度目の優勝を果たした。プロ注目のスラッガー山下航汰外野手(3年)が5回に高校通算71号2ランを放つなど3安打3打点。右翼席上段へ運ぶ一打に「少し詰まっていた。自分でも驚いた」と振り返った。ベンチプレスで125キロを上げる怪力。今春からは打線に勢いをつけるために1番で起用され「自分が出ることによって得点につながることが多い」と話す。4番・高山遼太郎内野手(3年)、嶋本翼内野手(3年)にも1発が飛び出し、20安打15得点の大勝だ 。

 日大三は5連戦で投手陣の台所事情が苦しくなり、7回途中からプロ注目の遊撃手・日置航主将(3年)を救援で起用。上田南シニアでプレーした中学3年以来で「夏にジャイアンツカップで(高崎健康福祉大高崎の)山下がいた羽曳野ボーイズで投げて以来だった」と苦笑いした。高校では登板がなく、打撃投手しかしていない。スリークオーターからスライダー、チェンジアップを駆使したが、山下との再戦で適時打を浴びるなど2回6安打4失点を喫し「流れを持っていけなかった」と話した。小倉全由監督は投手陣が経験を積んだことを収穫に挙げ「うちにとってはいい大会だった。(夏は)もっと打たなきゃだめ」と話した。

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