日本ハム・上沢、プロ初の2戦連続完封勝利!22回連続無失点

[ 2018年5月23日 21:52 ]

パ・リーグ   日本ハム2―0ロッテ ( 2018年5月23日    ZOZOマリン )

<ロ・日>8回、藤岡裕を打ちとりガッツポーズする日ハム・上沢 (撮影・白鳥 佳樹) 
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 日本ハムの上沢直之投手(24)が23日、降雨のため8回コールドとなったロッテ戦で5安打完封。4安打完封した16日の西武戦(東京D)に続くプロ初の2試合連続完封で今季5勝目(1敗)を挙げた。

 初回に1点の援護をもらった上沢はその裏、1番・荻野にいきなり右前打されたが、2番・藤岡裕を投手ゴロ併殺に仕留めると、2回と3回は2イニング連続で3者凡退。レアードの一発でリードを2点に広げた4回には連打を浴びたが、2死一、二塁のピンチで清田に打たれた左中間への当たりを中堅手の西川が横っ跳びでキャッチする大ファインプレーにも守られ、無失点で切り抜けた。

 5回、6回は2イニング連続で3者凡退。7回は先頭・中村に安打を許しながらを後続を凡打に打ち取った。圧巻だったのは8回。先頭・鈴木に左中間突破の三塁打を浴びていきなりピンチに立たされたが、続く代打・ドミンゲスを空振り三振。激しい雨の中で代打・平沢に対して四球を与え、1死一、三塁としてから盗塁と三振で2死二、三塁。そして藤岡裕を左翼フライに打ち取り失点を許さなかった。

 ここでさらに雨が激しくなり、中断。結局、そのまま試合が終了した。上沢の投球内容は8回で117球を投げ、5安打4奪三振1四球。4安打完封した16日の西武戦は2014年9月15日のオリックス戦(札幌D)以来4年ぶりの完封だったが、プロ初の2試合連続完封で、これが自身3度目の完封勝利。通算22イニング連続無失点となった。

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