7連打!西武ド派手開幕 “所沢のリンゴ・スター”外崎プロ初4安打

[ 2018年3月31日 05:30 ]

パ・リーグ   西武11―2日本ハム ( 2018年3月30日    札幌D )

<日・西>開幕戦勝利を喜び合う外崎(中央)ら選手たち
Photo By スポニチ

 プロ野球は30日、セ・パ両リーグが開幕し、西武は日本ハムに11―2で大勝した。1―0の3回に7連打で一挙7点の猛攻。外崎修汰内野手(25)がプロ初の1試合4安打で2打点と活躍し、球団新の開幕15安打を記録した。エースの菊池雄星投手(26)も7回4安打2失点で今季初勝利。今年は球団創設40周年。10周年から10年ごとにリーグ制覇を果たしており、「獅子の年」に10年ぶりの優勝を狙う。

 破壊力満点の看板打線が、開幕戦からいきなり全開だ。3回、先発のロドリゲスに8安打を浴びせてKOした直後、7番の外崎は2番手・井口からこの回7点目となる中前適時打。7者連続安打で試合の大勢を決めた。

 「みんなよく打つなあと思って打席に入った。点差が開いていっても1点入るごとに、チームで盛り上がれた。みんなで喜んで、鼓舞し合えましたね」

 開幕戦の球団新記録となる15安打で11得点。その4分の1以上となる4安打を1人で打ったのが、外崎だった。まずは2回2死三塁から中前に先制適時打。2打席目も7連打に加わり、さらに左前打、右前打に四球で全5打席で出塁した。青森の実家がりんご農園を営み、「所沢のリンゴスター」の異名を持つ25歳。プロ4年目で初体験となった1試合4安打に「逆に怖いですよね」と言いつつも笑顔があふれた。

 昨季135試合に出場し、初の2桁10本塁打で23盗塁とブレーク。さらに10月のアジアチャンピオンシップでは侍ジャパン入りし、打率・462で大会MVPを獲得した。今季から背番号は、かつて辻監督が背負っていた5に。この日も右翼で先発し8回に三塁に回るなど内外野をこなす貴重な存在で、辻監督も「今日は2回の外崎の先制タイムリー。あれが3回の連打につながった」と称えた。

 開幕直前、辻監督は強力打線をこう評した。「チャンスメーカーも、ホームランバッターも、足を使える選手もいる。いろんなタイプがいる楽しい打線だと思う」。札幌入りの前日だった27日、ナインは都内で決起集会を開催。その際は会の締めを任された岡田のあいさつがグダグダになると、前主将の栗山が指名して昨季新人王の源田がきっちり締めて爆笑に包まれた。オンもオフもおのおのが役割を果たす結束を、開幕戦で披露した。

 球団創設10周年から10年ごとに優勝。今季は40年目の節目だ。「いつもと違う雰囲気の中で勝てたのは良かった。明日からはやりやすく、いつも通り試合に入っていけると思う」。“アップルパンチ”を4度もさく裂させた外崎は開幕白星の意味の大きさを感じていた。 (春川 英樹)

 ≪42年ぶり≫西武が3回に7者連続を含む8安打で一挙7得点。開幕戦のイニング最多得点は76年阪急(対近鉄)まで3球団が記録した8得点だが、チームでは56、58、63年(すべて西鉄時代)の各6得点を抜く最多記録になった。また、開幕戦で同一イニングの7者以上連続安打は、前記76年阪急が2回に8者連続で打って以来42年ぶりだ。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年3月31日のニュース