プロ注目の智弁和歌山・林　目覚め三塁打「逆方向は持ち味」

第９０回選抜高校野球大会第８日・３回戦   智弁和歌山７―４国学院栃木 （ 2018年3月30日    甲子園 ）

＜智弁和歌山・国学院栃木＞初回無死一、二塁、智弁和歌山・林は左翼フェンス直撃の２点三塁打を放ち、三塁へ向かう
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　高校通算３３本塁打の今秋ドラフト候補、智弁和歌山・林が、初回無死一、二塁で左翼フェンス直撃の三塁打。先制の２点を叩き出した。

　「逆方向への打球は持ち味。狙い通りでした」。本塁打を放った昨夏甲子園で右肘痛が悪化し、大会後に手術。秋は公式戦出場がなかった。初戦の富山商戦は５打数無安打で、この一打が新チームの公式戦初安打。阪神の畑山俊二チーフアマスカウトが「（ＤｅＮＡの）筒香タイプ」と評する左の長距離砲が目覚めた。大会前の急性胃腸炎で初戦の登板を回避したエース平田も、意地の４失点完投を果たした。

　▼智弁和歌山・高嶋仁監督（甲子園最多の勝利数を６６に伸ばし）選手が頑張ってくれた。喜ばんとあかんでしょう。