乙訓 三重に惜敗 中川主将「夏に戻ってくる」

[ 2018年3月31日 16:48 ]

第90回選抜高校野球大会・3回戦 ( 2018年3月31日 甲子園 )   乙訓 1―2三重 ( 2018年3月31日    甲子園 )

応援団にあいさつに走る乙訓ナイン
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 春夏通じて初出場の乙訓(京都)が3回戦で三重(三重)に1―2で惜敗した。同点の3回、先発左腕の富山太樹投手(3年)が浦口輝外野手(3年)に右翼へ決勝ソロを浴びた。最速138キロの背番号10は「スライダーが甘く入ってしまった。実力不足です」と唇を噛んだ。

 1点を追う8回2死二、三塁の場面で一ゴロに倒れた5番の中川健太郎主将(3年)は「自分が1本打てなかった。悔しさが残ります」と自身を責めた。雪辱を期す夏。中川は「未熟な部分を改善したい。2勝、3勝とできるように夏も絶対に戻ってきたい」と前を向いた。

 市川靖久監督は「よく粘りましたが、三重高校さんの粘りが一枚上だった。球を低めに集められて攻略は難しかったが、もう少し点を取りたかった。秋は4、5番が打点を挙げて勝ってきたチーム。そこが抑えられたのが敗因です」と話した。

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2018年3月31日のニュース