ソフトB 開幕初!継投1安打完封 千賀→岩崎→サファテ

[ 2018年3月31日 06:40 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―0オリックス ( 2018年3月30日    ヤフオクD )

<ソ・オ>お立ち台で笑顔の千賀(右)と柳田
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 育成出身初の開幕投手の大役をソフトバンク・千賀は果たした。7回1安打1四球で無失点。2人の走者は後続の併殺で仕留めた。8回岩崎、9回サファテの継投で、開幕戦では20年ぶりの1安打完封、史上2度目の27人完封を呼んだ。

 「初の開幕で力むと思っていたので力んで力んで行こうと。(157キロは)良くないなりにまとめられた」

 初回の宗への第1球で自己最速を1キロ更新する157キロを計測。2、3球目も157キロを続け二ゴロに仕留めて乗った。工藤監督から2月15日に開幕投手に指名されたが、開幕前最終登板だった23日の広島戦で右上腕に張りを覚え3回で緊急降板した。それでも意地の84球に「かなり前に開幕を言われていて、行かないのも情けないので嫌だと思っていた」と千賀。白星こそつかなかったが、お立ち台で「柳田さんが打つのが遅いなと思った」と話した表情は達成感に満ちていた。

 《20年ぶり4度目》ソフトバンクは千賀―岩崎―サファテのリレーで1安打完封勝利。開幕戦1安打完封は36年藤村富(タイガース)、96年斎藤雅(巨)、98年川村(横浜)とそれぞれ完投で記録したのに次ぎ20年ぶり4度目。継投では史上初めてだ。この日は1安打、1四球があったもののいずれも併殺で切り抜け27人で料理。開幕戦で残塁0の27人完封は斎藤雅が記録して以来2度目になる。

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