マー君、今季初登板で白星!6回1失点8K「ホッとしていいのかな」

[ 2018年3月31日 10:57 ]

ア・リーグ   ブルージェイズ2―4ヤンキース ( 2018年3月30日    トロント )

今季初登板で6回1失点と好投したヤンキース・田中(AP)
Photo By AP

 ヤンキースの田中将大投手が30日(日本時間31日)、トロントで行われた開幕第2戦のブルージェイズ戦に先発、6回を79球3安打1失点8奪三振と力投し、今季初白星を挙げた。チームは4―2で勝った。

 14年にメジャーデビューを飾った敵地ロジャーズ・センターで、同年以来のシーズン初登板白星。この日の投球について「手応えは回を追うごとにマシにはなっていきましたね。とんでもないボールばかり投げていたのですけど」と振り返りつつ「でもそんな中、自分としっかり戦いながら粘って抑えられて良かった。とりあえず1回目の登板が終わったということで、今日、明日はホッとしてていいのかなと思う。きのうもいい戦いをしていたので、(今日も)いい形で勝って、つなぐことができて良かった」と安どの表情を見せた。

 それでも、次回の登板に向けて「足りないところがまだまだありすぎる」とも。「これ以下はないと思って、しっかりと調整していきたい」と気を引き締め直した。

 立ち上がりの初回は1番トラビスを中飛を打ち取ると、2番ドナルドソンを空振りの三振。続くスモークにあわや本塁打かという二塁打を打たれたが、4番グランダーソンを二飛に仕留めた。2回表に1点を先制してもらったが、その裏に1死からグリチェクにソロ本塁打を浴びて同点。しかし、その後は4者連続で空振り三振に仕留めるなど、6回を79球3安打1失点8奪三振と力投した。

 ヤンキース打線は4回、グレゴリアスの二塁打、ウォーカーの四球などで2死一、三塁とし、続くドゥルーリーの左前打で1点を勝ち越した。6回には先頭のグレゴリアスが四球で出塁。ウォーカーの右前打、ドゥルーリーの四球などで2死満塁と好機を広げると、ウェードが右中間に二塁打を放ち2点を追加。田中を援護した。

 田中が降板したヤンキースはカンリー、ロバートソンと継投。9回にマウンドに上がったチャプマンが1点を失ったが、逃げ切った。

続きを表示

2018年3月31日のニュース