山田 来季こそ破る!菊池の壁 名手・宮本ヘッドとGグラブ賞狙う

[ 2017年12月18日 06:45 ]

福島県内で野球教室に参加し、守備練習の手本を見せるヤクルトの山田
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 ヤクルトの山田哲人内野手(25)が17日、福島県双葉郡の楢葉町で行われた野球教室に参加。二塁手として8年目を迎える来季こそ、5年連続でゴールデングラブ賞を受賞している広島・菊池の壁を破り、同タイトル初受賞を誓った。2年連続のトリプルスリーやMVP、最多安打、ベストナインなど数々の栄誉を手にしてきた男が、守備でも輝く。

 小雪が舞う寒空の下でも、その言葉には熱がこもっていた。まだ手にしたことがないゴールデングラブ賞。山田は「もちろん目指したい。143試合、全てに集中したい。丁寧にいくときもあれば、大胆にいくときもある。着実にいきたい」と初の栄誉を見据えた。

 乗り越えなければならない「大きな壁」があることも分かっている。二塁の名手といえば広島の菊池で、5年連続でゴールデングラブを受賞するなど地位は不動だ。守備範囲が広く、球際にも強い菊池に、まだまだ及ばない山田は「見ていて、同じプロ野球選手として感動する時がある」と目を見張るほどで、「見習わないといけない」と語気を強めた。

 来季は頼もしい存在も近くにいる。遊撃、三塁でセ・リーグ記録となる計10度のゴールデングラブ賞を受賞した宮本ヘッドコーチが現場復帰。秋季キャンプから指導を受けており、球際の大切さを説かれながら連日、激しいノックを受けた。宮本ヘッドの現役時代にも愛媛・松山での自主トレを共にした師弟の関係だが、シーズン中も常に見守られ、助言をもらえることは大きなプラスになる。

 今季は厳しい内角攻めにも遭って打撃不振に陥り、打率・247、24本塁打、14盗塁でトリプルスリーは2年連続で途切れた。チームも球団ワーストの96敗を喫し、最下位に転落した。山田が打棒を復活させ、二塁守備でも成長した姿を見せれば、必ず上位浮上につながる。「取れるアウトは絶対に取る」。宮本エキスを余すことなく吸収し、来季こそ、守備の栄誉を加える。(細川 真里)

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