慶大・柳町 内野挑戦へ 大久保監督「2年後はドラフト上位候補」

[ 2017年12月18日 05:30 ]

来季への飛躍を誓った慶大の河合主将(中央)、左腕・佐藤(左)、柳町
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 今秋、東京六大学リーグを7季ぶりに制した慶大が17日、横浜市の同大で年内の練習を打ち上げた。

 秋春連覇に向け、大学日本代表候補の2年生外野手・柳町が内野に挑戦する。内野全ポジションのレギュラーが卒業して手薄になるため、慶応高時代に三塁を守った柳町に白羽の矢が立った。二塁や遊撃でもテストする予定で大久保秀昭監督は「センスがある。遊撃もできるようになれば2年後はドラフト上位候補」と太鼓判。柳町も「内野は久しぶりで戸惑うこともあるけどやりがいはある」と頼もしい。既に通算57安打。明大・高山(現阪神)が持つリーグ最多安打記録(131)の更新も夢ではなく「1本ずつ積み重ねていきたい」と力を込めた。 (松井 いつき)

 ◆柳町 達(やなぎまち・たつる)1997年(平9)4月20日、茨城県生まれの20歳。中学時代は取手シニアに所属。慶応高では1年春から正三塁手も甲子園出場なし。慶大では外野に転向し、1年春から正中堅手に。通算52試合で打率・300、5本塁打、30打点。1メートル80、72キロ。右投げ左打ち。

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