日本通運 準優勝 指揮官「どんだけ粘れるか、その差だった」

[ 2017年7月25日 21:00 ]

第88回都市対抗野球決勝   日本通運4―10NTT東京 ( 2017年7月25日    東京D )

<日本通運・NTT東日本>敗れて悔し涙を流す日本通運・浦部(左)              
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 昨年の日本選手権に続き準優勝に終わった日本通運の藪宏明監督は「どんだけ粘れるか、その差だった」と無念の表情を浮かべた。

 3回、3長短打で3点を奪い逆転。4回の守備では先頭・喜納の右翼フェンス直撃安打を内藤が二塁にダイレクト返球してアウトにし流れを引き寄せた。その裏、一死満塁と絶好のチャンスを築き打順は4、5番。「息の根を止められるチャンスだった」(藪監督)ものの一飛と一ゴロで流れを渡してしまった。その直後の5回、先頭加藤に同点の一発。「加藤のホームランが一番痛かった。同点になったことで継投も後手というか前倒しになった。リードした場面で生田目を使うために逆算していたんだが」と悔やんだ。

 準優勝で喜ぶ顔はもちろんいない。「強いて言うなら目標(優勝)が残ったということ」と藪監督はさらなる成長を期し前を向いていた。

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2017年7月25日のニュース