【西東京】早実・清宮 昨年の“壁”超えた「守りの面でよくしのげた」

[ 2017年7月25日 11:33 ]

第99回全国高校野球選手権西東京大会準々決勝   早実5―1日本学園 ( 2017年7月25日    神宮 )

<高校野球 西東京大会 早実・日本学園>7回無死一塁、日本学園・高木(左)のバントに、清宮は抜群のフィールディングで二塁へ送球。併殺とする。
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 早実が、快勝で4強一番乗り。昨年はこの準々決勝の舞台で涙をのんでいただけに、「みんなには気を抜かず、一球一球集中していこうと話していた」と主将の清宮。再三ピンチを迎えながらもしっかりと勝ち切り「守りの面でよくしのげたと思います」と納得の表情を見せた。

 高校通算最多の107本塁打まであと1本。この日は、今大会の早実戦では最多の1万1000人(主催者発表)の観衆が詰めかけ、報道陣も43社232人が取材に訪れるなど視線が注がれたが、記録達成はならず、2打数1安打、2四球だった。それでも「4打数あって、3つしっかり(塁に)出られたので、そこはよかったです」。記録より出塁することでチームに貢献できたことを喜んだ。

 2年ぶり夏切符まであと2勝。「自分たちの野球をやることだけに集中したい」と次戦へ目を向けた。

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