【西東京】清宮「準々決勝はこんなもんかな」 107号持ち越しも好守備で併殺完成

[ 2017年7月25日 11:48 ]

第99回全国高校野球選手権西東京大会準々決勝   早実5―1日本学園 ( 2017年7月25日    神宮 )

<日本学園・早実>会見で笑顔を見せる早実・清宮
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 25日に神宮球場で行われた全国高校野球選手権西東京大会準々決勝で、清宮幸太郎内野手(3年)を擁する早実は、日本学園を5―1で破り、4強入り。昨夏は八王子学園八王子に敗れて準決勝進出を逃しただけに、一つの山を越えた。

 日本学園は昨秋の東京大会で10―1とコールド勝ちした相手だったが、清宮は「準々決勝はこんなもんかな、という感じ。冬を越して、打ち崩したり、守り抜くのが難しかった」と振り返った。2打数1安打2四球の清宮を含め、自慢の打線は相手投手をとらえ切れなかったが、この日は守りで見せた。

 7回表の日本学園の攻撃は無死一塁の好機だった。ここで、犠打を狙った7番・高木の一塁寄りのバントを、猛ダッシュした清宮が機敏に処理し、二塁へ送球。好守備で併殺を完成させた。日本学園は7番・高木と、続く8番・小橋川が当たっており、和泉実監督も「そこを切ろう」と話していただけに、大きなプレーとなった。

 「(あの場面は)何とかしたいと思っていたので、ゲッツーがとれて、流れがきたかなと思った」と清宮。高校通算最多タイの107号はお預けだったが「(記録を)超えるにこしたことはないと思うけど、意識しすぎて試合に負けてしまっても。自分のバッティングをしたい」と準決勝に目を向けていた。

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