NPB グラウンド整備車を寄贈と発表 東日本大震災で破損の岩手・宮古運動公園野球場に

[ 2017年7月25日 15:29 ]

 日本野球機構(NPB)は25日、11年3月の東日本大震災の津波被害で施設が破損した岩手県宮古市の宮古運動公園野球場にグラウンド整備車を寄贈すると発表した。復興支援事業の一環で、今月29日のイースタン・楽天―DeNA戦の試合前に贈呈式を行う。

 同球場は津波によってほぼ全ての施設が破損。広範囲の地盤沈下も発生した。震災直後はがれきの仮置き場となっていたものの、再建工事のすえに今年7月に再開場した。NPBではグラウンド整備車の寄贈とともに、9月23日には同球場で野球教室も開催。宮古市内の学童野球に所属している小中学生を中心に約200人、保護者を招待する。

 また、今年で4回目となる「ベースボールフェスタin福島〜プロ選手と遊ぼう〜」を、12月9日に福島県南相馬市の南相馬市スポーツセンターで開催する。

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2017年7月25日のニュース