医師から夢の神宮へ…東大40歳オールドルーキー、ホロ苦デビューも大拍手

[ 2017年4月15日 08:54 ]

東京六大学フレッシュリーグ   東大―慶大 ( 2017年4月15日    神宮 )

<東京六大学野球フレッシュリーグ 東大・慶大>1回を終えガックリとベンチに戻る東大先発・伊藤
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 40歳の異色投手、東大の伊藤一志がフレッシュリーグの慶大戦に先発、神宮のマウンドを踏んだ。

 このリーグは基本1、2年生が出場するが、東大は部員数の関係もあり3、4年生も出場できる特別処置。3年生の伊藤は立ち上がり杉本に右前打を許すと、バックの守りのミスもあり打者9人、2安打3四球の4失点(自責点1)1イニング36球でマウンドを降りた。

 ストレートは100キロ台と球威不足は否めず、コントロールにも苦しんだ。しかし東大で野球がしたいと、医師として病院勤務をしながら受験勉強に再度取り組み38歳で入学。野球経験がほとんどない中“神宮デビュー”までこぎつけた努力は評価に値する。リーグ戦への道は厳しいが、オールドルーキーの今後が楽しみだ。

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