マー君 3度目登板は7回途中3失点 今季初白星の権利得て降板

[ 2017年4月15日 10:25 ]

インターリーグ   ヤンキース―カージナルス ( 2017年4月14日    ニューヨーク )

カージナルス戦に先発したヤンキースの田中 (AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(28)が14日(日本時間15日)のカージナルス戦に今季3度目の先発。6回1/3を投げて5安打3失点の内容で勝利投手の権利を得た。

 インターリーグでは通算で10試合に登板して5勝4敗、防御率2・49。対戦の少ないナ・リーグ球団を相手に田中はいきなりの失点を喫した。初回、1死からディアスに内野安打を許すと、続くカーペンターに失投。甘く入った球を叩かれ、右越え2ランを浴びた。

 それでも、味方打線はすぐその裏に田中を援護。カストロの右越え2ランで同点とすると、続く2回には女房役ロマインの右越えソロで勝ち越し。5回にはヘドリーの適時打でヤンキースは4―2とリードを広げた。

 田中は2回以降に立ち直りを見せ、3回途中からは打者10人連続で凡打に切って取る快投。しかし、7回に内野安打と四球で1死一、二塁のピンチを迎えると、グリチェクに左翼への適時二塁打を許し、3失点目を与えた。ここでジラルディ監督は2番手・クリッパードをコール。クリッパードは後続を断ち、田中は勝利投手の権利を得た。この日の球数は103球。

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2017年4月15日のニュース