阪神・西岡 ドラ1大山らとスーツ姿で観戦「勉強ですから」

[ 2017年4月15日 09:10 ]

セ・リーグ   阪神4―2広島 ( 2017年4月14日    甲子園 )

<神・広>観戦する(左から)植田、大山、西岡、陽川
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 左アキレス腱(けん)断裂からの復活を目指す阪神・西岡が甲子園球場を訪れ、広島との一戦をスタンドから観戦した。ルーキーの大山、陽川、植田らを誘い出し、観客席で最後まで白球を追った。

 「(1軍の試合は常に)テレビで見ていますよ。テレビで見ているなら(今日は)球場で見ようと思って。(全員がスーツ姿?)勉強ですから」

 1軍戦に敬意を示して若手選手とともにスーツ姿で試合を見守った。昨年7月20日の巨人戦でアキレス腱を断裂。その後は選手生命をかけて手術に踏み切った。現在も過酷なリハビリを継続。実戦復帰の時期も白紙の状況ながら再起へ向けて少しずつ前進を続けている。「あそこ(甲子園)に立ちたいと心から思う」。チームメートの全力プレーを見ながら、あらためて再起を誓った。暗闇の中で、もがき苦しむ背番号5もまた、明日だけを見ていた。

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2017年4月15日のニュース