藤浪よ、原点回帰だ 金本監督が助言「エイヤーと持ち味を」

[ 2017年4月11日 05:52 ]

グラブを低い位置に置いたセットポジションでキャッチボールを行う藤浪
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 完璧を求めるな! 阪神・金本知憲監督(49)が10日、11日のDeNA戦(横浜)に先発する藤浪晋太郎投手(22)に対して原点回帰の力強い投球を求めた。

 「とにかく、エイヤーと持ち味を出して投げればいいと思うけどね。その方が打者として俺は嫌やけどな。勢いのある真っすぐと、腕を振ったスライダーと。原点に返って、いい真っすぐを投げるとか、良いスライダーをパンッと切ってくるとか、そっちの方が(打者は)嫌なんだから」

 今季初登板だった4日のヤクルト戦(京セラドーム)は5回2失点ながら自己ワーストに並ぶ9四死球の乱調。一定の反省は必要でも、反動で小さくまとまってしまうことをむしろ懸念した。期待するのは、最速160キロの剛球と切れ味鋭いカットボールを腕を振って投げ込む姿勢だ。

 「それで打たれたら納得する。コントロールピッチャーじゃないんだから。真っすぐも走って、腕も振れて、いろんな球種があって、コントロールも良くてというところを目指すのは分かる。でも俺はまだ早いと思う。持ち味ってあるから。パーフェクトを目指さずにさ」

 さらなる高みを目指す思いは理解しても、本来の荒々しい姿を見失っては本末転倒だ。復調の鍵は「持ち味」の再認識と強化。完璧を目指すのは強固な土台を築き上げてから…と説いた。

 藤浪は甲子園室内練習場で最終調整。今回は中6日の調整期間中に通常1度のブルペン投球を3度も敢行し、投球動作開始時のグラブ位置も胸元からベルト付近に変えるなど試行錯誤を重ねた。

 「練習で感触は良かったので試合にどうつなげるか。ちょっとしたタイミング、リズム、間だったり。グラブの位置もそうですし、いろんな要素がある」と自己分析し、「相手どうこうより自分のピッチングに専念する」と決意を新たにした。DeNAには通算9勝2敗で15年から6連勝中。横浜スタジアムでも13年の黒星を最後に以降は4試合の登板で負け知らず。復活を期すマウンドに注目だ。(惟任 貴信)

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