大谷さらなる災難インフル判明 復帰プランにも影響か

[ 2017年4月11日 05:30 ]

インフルエンザB型の診断を受けた大谷
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 日本ハム・大谷翔平投手(22)が10日、都内の病院で診察を受け「インフルエンザB型」と診断された。「左大腿二頭筋肉離れ」と診断されたのは8日で、さらなる災難が襲った。この日、2軍施設のある千葉・鎌ケ谷の「勇翔寮」に移動する予定だったが、都内のホテルに滞在先を変更した。インフルエンザ感染で本格的なリハビリ開始にも影響を与えることは間違いない。

 冷たい風が吹きすさぶ2軍本拠地・鎌ケ谷。大勢の報道陣が押し寄せたが、大谷が姿を現すことはなかった。

 この日、大谷は大阪から東京へ移動し、都内の病院へ直行。発熱の症状があり「インフルエンザB型」と診断された。その後、鎌ケ谷の「勇翔寮」に移動する予定を急きょ取りやめ、都内のホテルに滞在先を変更。熱が下がった後も、完全にウイルスが抜ける2日後まではホテル内での静養を要する。他の選手への2次感染を防ぐための隔離となった。

 大谷は、8日のオリックス戦(京セラドーム)で初回の走塁中に左足に違和感を覚え途中交代。本人は「何もないです。僕からは何も言えないんで」と口を閉ざしたが、試合後に大阪市内の病院でMRI(磁気共鳴画像装置)検査を受け、「左大腿二頭筋肉離れ」と診断された。その診断画像をチームドクターに見せるために午前中に訪れた病院だったが、待っていたのはさらなる追い打ちだった。

 チーム関係者によると、異変があったのは負傷した8日深夜。大谷は体中に熱を帯び、だるさを感じていたという。負傷箇所が炎症を起こしていると、一時的に発熱の症状が出ることがあり、当初、球団やトレーナー陣は負傷の影響ととらえて体温は測らなかった。9日に出場選手登録が抹消され、大谷は大阪市内の宿舎でチームを離れて静養したが、それも負傷した左足への負担を考えてのことだったという。

 左太腿の肉離れは、実戦復帰まで6週間程度を要するため、インフルエンザ感染が復帰時期に直接影響を与えるわけではない。しかし、一般的に筋肉は緩み、感染前の状況に戻るには「休んだ日数だけかかる」と言われている。本来なら、この日から上半身のトレーニングなどを開始できたが、リハビリおよび上半身強化などのメニューに影響は出る。リハビリスタート後は2週間後をメドにまずはランニングを開始する。投手調整はいったん白紙に戻し、打者として5月末の交流戦での復帰を目指すことになる。

 右足首を痛め、開幕前のWBCは無念の不参加となった。今季は大谷に度重なる負傷、アクシデントが襲っている。 (柳原 直之)

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