岸、楽天入りで開幕最有力 則本はWBCで離脱濃厚

[ 2016年11月18日 06:10 ]

少し硬い表情で囲み取材に応える岸

 西武から海外FA(フリーエージェント)権を行使し、楽天移籍を決断した西武・岸孝之投手(31)が、18日、コボスタ宮城に隣接するイーグルスドームで会見に臨み、楽天入りを表明する。会見には星野仙一球団副会長と立花陽三球団社長が同席する。通算103勝右腕が来季の開幕投手の最有力候補に挙がっていることも分かった。

 梨田監督は「まだ球団から(獲得を)聞いていない」と語るにとどまったが、岸への期待は大きい。球団がFA交渉中の段階から「開幕投手を任せられる投手」と認めていた。本来は4年連続で開幕投手を務めているエースの則本が最有力候補だが、来年はWBCが開催される。今回のメキシコ、オランダとの強化試合は招集を見送られたが、本大会で則本が侍ジャパン入りする可能性は高い。日本時間の3月23日に米ロサンゼルスで行われる決勝戦まで進出すれば、日程的に同31日のオリックスとの開幕戦(京セラドーム)に合わせるのは難しい。前回13年もWBCに出場した田中(現ヤンキース)ではなく、当時新人だった則本が開幕投手を務めた。

 岸は西武で2度の開幕投手を経験しており、指揮官にはもうひとつの計算がある。「今季の2桁勝利は則本だけ。よく投げてくれたが、まだ(今年で)26歳。本来は(開幕は)則本だが、おんぶに抱っこではかわいそう。両輪になってくれればありがたい」。岸の加入で則本の負担を軽減し、「相乗効果」が生まれることも期待している。

 岸は宮城出身で大学(東北学院大)時代を仙台で過ごした。開幕投手に指名され、地元密着を目指す球団の新しい「顔」になる資格も十分だ。(君島 圭介)

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