元エクスポズ大家 魔球を武器にメジャー復帰目指す 米メディアが特集

[ 2016年11月15日 15:26 ]

エクスポズ(現ナショナルズ)時代の大家友和投手 (AP)

 米国のスポーツサイト「ファンサイデッド」は14日、魔球ナックルボールを武器にメジャー復帰を目指している大家友和投手(40)の特集記事を掲載した。

 大家は1999年から2009年までの10年間(08年はマイナー)でメジャー通算51勝。エクスポズ(現ナショナルズ)時代の02年には32試合に登板して13勝8敗、防御率3・18の好成績を収めた。その後、横浜で日本球界へ復帰したが11年限りで自由契約。この時からナックルボーラーに転向して、今季はルートインBCリーグの福島でプレー。2日にはメジャー数球団のスカウトが見守る中、米国のアリゾナ州で投球を披露している。

 記事では大家のこれまでの経歴を伝えるだけでなく、実際に試合でナックルボールを投じている動画も添付。さらに日本にナックルボールの指導者がおらず、インターネットで指導ビデオを探したが、結局、見つからなかったなどといった苦労話も紹介されている。現役のメジャー選手でエクスポズに所属していたことがあるのはバートロ・コーロン投手ただ一人。メジャー契約を勝ち取れば、その雄姿を知るエクスポズファンは大家を応援することだろうと結ばれている。

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