熊崎コミッショナー1年続投決定 賭博問題対応を評価

[ 2016年11月15日 05:30 ]

1年間の続投が決まった熊崎コミッショナー(左)。右は議長の阪神・坂井オーナー

 プロ野球のオーナー会議と日本野球機構(NPB)の臨時社員総会では、任期満了を迎えた熊崎勝彦コミッショナー(74)の1年間の続投が決まった。14年1月に就任し、昨年11月に任期が1年間延長されていた。

 オーナー会議では、野球賭博問題への対応を評価する意見が相次ぎ、来年3月に行われる第4回WBCなど、継続して取り組む事案もあることから、全会一致で続投を要請した。熊崎コミッショナーは「任期満了で退任する考えだったが、プロ野球の健全な活力ある発展を願う一人といたしまして、要請を真摯(しんし)に受け止め、お引き受けすることになった」と話した。

 来年11月以降のコミッショナー人選について、坂井信也議長は「コミッショナー選考委員会は引き続き広く人材を求め、次期コミッショナーの選考作業を継続する」と語った。

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2016年11月15日のニュース