清宮 第1打席で先制ソロ!今大会初の一発 第2打席は追撃の適時打

[ 2016年11月15日 11:38 ]

明治神宮野球大会 高校の部 決勝 ( 2016年11月15日    神宮 )

<早実・履正社>初回2死、清宮が右中間にホームランを放つ

 第47回明治神宮野球大会高校の部は15日、決勝が行われ、40年ぶりの優勝を目指す早実(東京)が履正社(大阪)と対戦。清宮幸太郎主将(2年)は「3番・一塁」で先発出場し、初回に先制のソロ本塁打を放った。

 清宮は初回2死で迎えた第1打席、3球目の低めの球を強振。打球は弾丸ライナーで右中間スタンドへ飛び込む先制のソロ本塁打となった。清宮はこれが高校通算76号の本塁打で、今大会初の一発。

 第2打席は1―4とリードされた3回無死一、二塁の場面。清宮は甘く入った初球を逃さず、右前に適時打を放った。すると、続く4番・野村の2点適時二塁打で4―4の同点に。同点のホームを踏んだ清宮は、雄たけびを上げて感情を爆発させた。

 4回無死一塁で回ってきた第3打席は四球。6回の第4打席は死球で、それぞれ出塁した。8回の第5打席は捕飛に倒れた。

 3回に一挙5点を奪って6―4とリードしていた早実だが、4回に2番手・赤嶺が履正社打線に捕まり、この回だけで7失点。6―11と試合をひっくり返され、その後は得点を奪うことができずに敗れた。

 早実の決勝進出は荒木大輔(元ヤクルト投手コーチ)を擁した1980年以来36年ぶり。76年以来40年ぶりの優勝はならなかったが、05年の斎藤佑樹(現日本ハム)が果たせなかった準決勝突破を果たした。

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