“眠れる大砲”履正社・安田 12打席目初安打 決勝で清宮と激突へ

[ 2016年11月15日 05:30 ]

明治神宮野球大会第4日・高校の部準決勝 ( 2016年11月14日    神宮 )

<履正社・札幌第一>4回2死、左中間二塁打を放つ履正社・安田

 履正社は札幌第一を退け、初の決勝進出を決めた。二塁打6本の長打攻勢。うち1本は、眠れる大砲の今大会初安打だった。4回2死、安田が外角直球を仕留めた打球は左中間を真っ二つ。今大会3試合目、12打席目で生まれた快音だった。

 「7割くらいの力でミートした結果です」と安どの笑み。力みで体が前に突っ込んでいた反省を踏まえ、ミートに意識を切り替えた成果が出た。高校通算43本塁打を誇り、同世代の同じ左のスラッガーとして常に早実・清宮を意識してきた。決勝で対決が実現し、「神宮の決勝で対戦できるのは光栄。清宮に負けないくらいの打撃をしたい」と腕をさすった。

 ▼札幌第一・菊池雄人監督 一泡吹かせたいと思ったが悔しい。

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2016年11月15日のニュース