阪神 147キロ社会人左腕リストアップ サウスポー補強急務

[ 2016年10月19日 07:00 ]

大阪ガス・土肥
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 阪神が20日のドラフト会議へ向け、大阪ガス・土肥星也投手(21)をリストアップしていることが18日、分かった。すでに筒井、小嶋に戦力外を通告しており、球団の現有投手は右腕15人に対して左腕は10人と手薄。そこで先発、中継ぎ両方をこなせる最速147キロ左腕に白羽の矢を立てた。

 土肥は阪神の地元、大阪・大東市出身で、1メートル86、82キロの恵まれた体格から最速147キロの直球を投げ下ろす本格派。チェンジアップ、スライダー、シンカーも操り、素材は申し分ない。左打者の内角を突く強気な投球が持ち味で、プロ向きのマウンド度胸も持ち合わせている。阪神・藤川球児に憧れており、直球へのこだわりも人一倍だ。

 入社3年目の今年は6月の都市対抗予選中に左肩に違和感を覚え、戦線離脱を余儀なくされた。それでも8月にカナダで開催された「ワールドベースボールチャレンジ」では社会人日本代表に選出。さらに9月9日の日本選手権・近畿地区最終予選の新日鉄住金広畑戦でも5回2失点と粘投して本大会出場に貢献するなど復調しており、すでに不安は払拭(ふっしょく)済みだ。

 阪神は今年のチーム始動日から「スケールが大きい」と評価する畑山俊二アマスカウト統括補佐がマークを開始。同スカウト統括補佐は9月9日の新日鉄住金広畑戦もネット裏からチェックしており、復調マウンドも確認した。別の球団関係者は「素材的には(14年ドラフト1位の)横山タイプ」とも評価。今季、故障に泣きながら2勝を挙げたホープ左腕を引き合いに、期待を寄せた。すでに阪神を含む9球団が調査書を送付している。

 阪神は土肥の他に最速151キロ左腕の名古屋経済大・中尾、中部学院大・床田の両即戦力左腕にも調査書を送付済み。左腕補強にも余念はない。

 ◆土肥 星也(どひ・せいや)1995年(平7)7月7日生まれ、大阪府出身の21歳。尽誠学園では甲子園出場なし。大阪ガスでは昨秋の日本選手権で全国デビュー。躍動感あるフォームから140キロ台後半の直球を投げ込む本格派。1メートル86、82キロ。左投げ左打ち。

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