西武・辻新監督 渡辺SDにクジ引き託した 自身は欠席へ

[ 2016年10月19日 05:30 ]

 西武の辻新監督が、即戦力投手の指名をリクエストした。就任直後とあって20日の会議当日は欠席するが「もちろん、投手でしょ。やっぱり即戦力。今季(の成績)を見る限り、先発陣が手薄だった。補強ポイントははっきりしている」と注文を出した。

 1位指名は桜美林大・佐々木千や作新学院・今井、履正社・寺島が有力だが、他球団と競合する可能性が高い。抽選になった場合は、渡辺久信SDがクジを引く。ともに6球団競合となった09年・菊池と10年・大石を引き当てた「ゴッドハンド」の持ち主。辻監督は「ナベ(渡辺SD)なら大丈夫。あいつは昔からハートも強いし、体も強いからね。さぞかし良い選手を獲ってくれるでしょう」と笑った。鈴木葉留彦球団本部長も「クジのプレッシャーに耐えられるのはSDしかいない」と引きの強さに期待した。 (重光 晋太郎)

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2016年10月19日のニュース