巨人 1位指名は創価大・田中、堤GM「能力高い」ロッテなどと競合

[ 2016年10月19日 18:09 ]

ドラフトを控え囲み取材を受ける創価大・田中
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 巨人は19日、東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行い、20日のドラフト会議で最速156キロ右腕の創価大・田中正義投手(4年)の1位指名を決定し、公表した。

 ドラフト会議前日、巨人が1位指名を公言。挙がった名前は、昨年から高く評価していた田中だった。会議後、堤辰佳GMは「あしたは田中選手でいきます。投手としての力、野球選手としてもっている能力が高い」と説明。高橋監督にも報告し了承を得たという。前日19日のスカウト会議では1位候補を桜美林大・佐々木千隼(22)明大・柳裕也(22)の大学生右腕3人に絞っていたがこの日、最終決断を下した。

 17日に12球団で初めて1位指名を公表したロッテのターゲットも田中。競合覚悟で田中1位指名を明らかにした。ドラフト前日の巨人の1位指名公表。他球団の1位指名の動向にも大きな影響を与えることが予想される。今ドラフトの目玉となる右腕を巡り、大きな動きが明らかになったドラフト戦線。好投手が目白押しの「運命の日」は、さらに注目度が高まりそうだ。

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2016年10月19日のニュース