創価大・田中、桜美林大・佐々木千 ドラフトへ心境、ともに「楽しみ」

[ 2016年10月19日 16:45 ]

ドラフトを控え囲み取材を受ける創価大・田中
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 20日のプロ野球ドラフト会議で1位指名が確実視される創価大の田中正義、桜美林大の佐々木千隼両投手が19日、取材に応じて心境を語った。

 田中は東京都八王子市の野球部グラウンドで「どうなるか分からないので、楽しみに待っていればいい。人事を尽くして天命を待つ」とリラックスした様子で話した。

 大学最後の年は2月に右肩の張りで日本代表への招集が見送られ、春は右肩痛で登板わずか2試合。今秋復帰したが「4年生の1年間はまともな投球がまだない」ともどかしさを口にする。それでも1メートル86の長身からのスピードは群を抜く。「まだまだ課題の多い投手だけど、評価してもらえるのはうれしい」と平常心で指名を待つ。

 佐々木千は東京都町田市の同大野球場で「少し不安はあるが楽しみ。指名していただいたところで頑張りたい」と語った。スリークオーターから150キロを超す快速球を投げる本格派右腕。大学日本代表で先発の柱を務めた。都立の日野高から進んだ大学で急成長し、プロの注目を集めた。

 「評価していただいているのは不思議な感じ。大谷君(日本ハム)、藤浪君(阪神)は同学年でも雲の上の存在。早く勝負できる実力をつけたい」と話した。

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