黒田の偉業をイチ流祝福「日米合算なんて俺は認めない」

[ 2016年7月23日 21:43 ]

黒田を祝福したイチロー(AP)

セ・リーグ 広島7―0阪神

(7月23日 マツダ)
 日米通算200勝を達成した広島の黒田博樹投手(41)と、ヤンキース時代のチームメートだった、マーリンズのイチロー外野手(42)が、「日米合算なんて俺は認めない。おめでとう」とユーモアを交えて祝福のコメントを寄せた。

 イチローは自身がピート・ローズ氏の持つ通算安打の大リーグ記録4256安打を上回った時に、その記録を巡り米国で議論を呼んだ。その時にローズ氏が日米合算の安打数は認めない、と言った言葉を引用。ユーモアたっぷりに元チームメートだった黒田の節目の勝利を喜んだ。

 黒田はこの日の阪神戦で、7回115球を投げて5安打無失点9奪三振で今季7勝目をマーク、日米通算200勝(日本121勝、米国79勝)に到達した。日米通算での200勝は近鉄やドジャースなどで活躍した野茂英雄以来2人目。日本プロ野球での200勝は過去に24人が達成している。

 黒田も、イチローが日米通算4257安打を放った際には「僕なんかとは次元が違う。あまり簡単にコメントすると、イチローさんがそこまでやってきたことが軽くなってしまう。素直におめでとうございますという気持ち。チームメートになって勉強になるところはありましたし、何度か食事に誘っていただいて話をした中で、自分を奮い立たせてくれた人です」と祝福していた。

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