ラミレス監督 代打3連打で采配的中!「ワンチャンスしかない」

[ 2016年7月23日 21:53 ]

<D・巨>6回1死満塁白崎は同点の適時打を打ちベース上でガッツポーズを見せる

セ・リーグ DeNA6―4巨人

(7月23日 横浜)
 DeNAは3点を追う6回、ラミレス監督(41)の采配が見事に的中した。1死一、二塁のチャンスから立て続けに宮崎敏郎内野手(27)、下園辰哉外野手(31)、白崎浩之内野手(25)を代打に送り込み3連打。この回で一挙5得点を挙げて試合をひっくり返した。

 6回、同点打を放った白崎は「みんなが作ったチャンスなので積極的にいこうと思った」と打席を振り返り、左線を抜ける2点適時二塁打を「最初は(ファールに)切れるかと思ったんですが、ファンの声援がフェアにしてくれました」と、この日ホームで声援を送ったファンたちへ感謝した。

 同点に追いついた直後、勝ち越しの2点適時打を放った桑原将志外野手(23)も「皆さんが打ってくれて、僕は楽な気持ちで打席に入れました」と、チーム打線の好調を喜んだ。

 試合後にラミレス監督は「6回、ワンチャンスしかないと思って代打を送りました」と好采配を振り返り「ベンチに入っている選手達を信じた結果で、素晴らしい仕事をしてくれました」と称えた。これで勝率5割まであと1となり「明日は明日でベストを尽くすだけ」と静かに闘志を燃やした。

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