マー君　６回無失点も８勝目ならず　ヤ軍終盤に追いつかれる

ジャイアンツ戦に先発したヤンキースの田中

ア・リーグ ヤンキース―ジャイアンツ

（7月23日 ニューヨーク）
　ヤンキースの田中将大投手（２７）は２２日（日本時間２３日）、ニューヨークで行われたジャイアンツ戦に先発。６回８４球を投げ、４安打無失点で今季８勝目の権利を持ったまま降板したが、チームは８回に同点に追いつかれたため勝ち負けは付かなかった。

　初回に幸先良く先制したヤンキースは、２回にも１点を奪い序盤から田中を援護。田中は３回に無死一、三塁のピンチを迎えたが、右翼・ベルトランの好返球などで無失点で切り抜けた。

　続く４回も１死満塁のピンチ。だが、後続を捕邪飛と空振り三振に抑えて得点を与えなかった。

　ピンチをしのぐと尻上がりに調子を上げ、５回と６回を３者凡退。７回からはベタンセスがマウンドに上がり、田中は６回８４球４安打無失点で８勝目の権利を持ったまま降板した。

　２番手のベタンセスが１点を失い２―１とされると、８回には３番手のミラーも失点し試合はふりだしに。田中の８勝目は消滅した。