【南北海道】北海 夏最多出場記録を更新37度目甲子園切符

[ 2016年7月23日 05:30 ]

<札幌日大・北海>優勝を決めた北海ナインがエース・大西(中央)の元に駆け寄る

第98回全国高校野球選手権南北海道大会決勝 北海7―2札幌日大

(7月22日 札幌円山)
 前年代表の北海が夏の全国最多出場回数を更新する37度目の甲子園出場を決めた。

 エース兼主将の大西が6回1死まで無安打に抑える快投で、9回に2点を失ったものの5安打完投。南北海道大会4試合計33回を1人で投げきった右腕は「一球も気を抜かずに全力で投げきろうと思った」と喜んだ。

 昨年秋は29年ぶりとなる札幌支部予選初戦敗退。大西も相次ぐ故障で今夏まで満足いく投球ができなかった。開幕試合に登場した昨夏は、鹿児島実に4―18で大敗した。外野手兼任で5回途中から登板したものの、1死も取れずに降板した。
 「どん底から一緒にはい上がった仲間を誇りに思う。(最終学年の)3年生として昨夏の思いを取りにいく」。昨夏の悔しさを晴らし、古豪完全復活を目指す。

 ▼日本ハム・鍵谷(08年度卒OB)バント、守備、走塁もしっかりとできているし、投手もいい。

 ▽北海(南北海道)1885年創立。OBに元ヤクルト監督の若松勉氏。

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2016年7月23日のニュース