サンウルブズ 大野が始球式、人生初の大役でお見事ノーバン

[ 2016年5月4日 18:48 ]

<巨・広>始球式を行うスーパーラグビー・サンウルブズの大野均

セ・リーグ 巨人―広島

(5月4日 東京D)
 巨人―広島戦(東京ドーム)の試合前、スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズに所属する大野均(37)が始球式を行った。

 1メートル92の長身から放たれた一球は、ノーバウンドながら外角に逸れた。人生初の大役を終えた大野は「緊張したけれど気持ちよかった。高校時代野球をやっていたので、そのときのことを思い出しました」と感慨深げだった。福島・清陵情報高までは野球部に所属。「3年間ずっと補欠でレギュラーになれなかった」と振り返るが「野球が好きで人一倍練習した」と青春時代を捧げた。

 その高校時代まで、ファンだったチームは巨人。「原前監督や松井秀喜さん。桑田さん、斎藤さん、槙原さんの3本柱が好きでした」と当時を懐かしんだ。この日の試合前には巨人ベンチで村田や長野と談笑し「テレビで見ている選手なので緊張しました」と興奮を抑えきれない様子だった。

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2016年5月4日のニュース