DeNA 12年ぶり屈辱…セ界借金丸抱え 梶谷1軍昇格へ

[ 2016年5月4日 05:30 ]

<D・ヤ>6回、モスコーソに交代を告げたラミレス監督(中央右)

セ・リーグ DeNA0―6ヤクルト

(5月3日 横浜)
 右脇腹を負傷した4番・筒香を欠く打線は山中の前に散発4安打に抑えられ、DeNAは今季6度目の零敗。借金は今季最多の11となり、セ・リーグの借金を全て背負うことになった。

 先発のモスコーソが初回に3失点し、いきなり劣勢の展開。3イニングで先頭打者が出塁しながら、ラミレス監督は「何もできなかった。序盤に失点し、(走者を)送ることもヒットエンドランもできなかった」と貧打を嘆いた。起爆剤として、左脇腹痛で開幕から2軍調整していた梶谷を、4日のヤクルト戦から昇格させる。指揮官は「ひっくり返せると信じている」と必死に前を向いた。

 ▼DeNA・モスコーソ(第1子誕生後初登板も5回6失点で2敗目)本塁打を打たれた失投が悔やまれる。

 ≪04年広島以来≫ヤクルトが勝率5割に乗せ、セ・リーグの負け越しはDeNAだけ。セで全チーム30試合以上消化時に借金1球団は04年5月22日に首位阪神が貯金3、4チームが勝率5割、広島が借金3となって以来12年ぶり。

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2016年5月4日のニュース