野球賭博胴元 利益1千万円超 客の勝ち分1割手数料に

[ 2016年5月4日 06:50 ]

 プロ野球巨人の野球賭博事件で、胴元役の元飲食店経営斉藤聡容疑者(38)=賭博開帳図利(とり)の疑いで逮捕=が、少なくとも1000万円の利益を上げていたとみられることが3日、捜査関係者への取材で分かった。客の勝ち分の1割を手数料として徴収していたという。

 斉藤容疑者は、客の予想が当たった場合、賭け金の1割を手数料として徴収。客の予想が外れた場合は、賭けた金は全て斉藤容疑者に渡っていた。客は1回数万~数十万円を賭けていたといい、斉藤容疑者が少なくとも1000万円の利益を上げていたとみられるという。捜査関係者によると、野球賭博では、予想が当たった場合は賭け金の2倍から手数料を引いた金額が客に戻ってくることが多いという。

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2016年5月4日のニュース