DeNA、新助っ人獲得へ 昨季ナショナルズでプレー 29歳内野手ムーア

[ 2016年5月4日 12:15 ]

DeNA・ラミレス監督

 DeNAが新外国人の最有力候補としてブレーブス傘下の3Aグウィネットに所属するタイラー・ムーア内野手(29)の獲得に乗り出していることが4日、分かった。

 横浜スタジアムで取材に応じた池田純球団社長は「大きな候補の1人。現在、交渉中で前回と同じように、こちらではコントロールできない部分がある。ただ、長引く交渉の要因が残っている訳ではない」と話し、近日中にムーアとの交渉が大詰めを迎えることを示唆した。

 当初はアスレチックス傘下3Aナッシュビルに所属していたマット・マクブライド捕手(30)の獲得を目指しており、交渉は大筋で合意していた。だが、マクブライドが27日(日本時間28日)にメジャー昇格したために断念していた。同日に池田社長が「次の準備はできている。なるべく早く」と話していた通り、複数候補の1人としてムーアとの交渉を進めていた。

 ムーアは右投げ右打ちの一塁手で昨季はナショナルズで97試合に出場。打率2割3厘、27打点、6本塁打だった。今季は3Aグウィネットでここまで打率2割4分2厘、1本塁打、10打点をマークしている。「楽しみが必要ですよね。きょう梶谷が(1軍に)上がってきて、筒香も近日中に戻ってくる。ロペスの調子も上がってくれば。(ムーアは)若さもあるし、適応できる」と池田社長。現在最下位に沈むチームの起爆材として、近日中の最終合意を目指す。

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2016年5月4日のニュース