中大OB会長、元巨人末次氏が始球式、お見事ストライクも「肘が…」

[ 2016年5月4日 16:20 ]

始球式を務めた中大OB会長で元巨人の末次利光氏

東都大学野球春季リーグ 国学院大―中大

(5月4日 神宮)
 東都大学野球春季リーグ戦・国学院大―中大の試合前に、中大のOB会長で元巨人の末次利光氏(74)による始球式が行われた。

 マウンド上からストライク投球。「ホームまであんなに遠かったかな。肘がパンクしそう」と苦笑いを浮かべた。それでもゴールデンウイーク中とあって、多数の観客が詰めかけ「現役時代に外野席を解放した試合を思い出した」と懐かしんだ。

 末次氏は鎮西から中大に進み、65年に巨人に入団。71年には日本シリーズMVPを獲得するなど外野手として活躍した。現役引退後は打撃コーチやスカウト部長を歴任した。

 熊本県人吉市の出身。親族は無事だったものの、室内に物が散乱するなど被害があったという。「本当は4月半ばに熊本へ行く予定だったけれど、とりやめざるを得なかった。
とても心配。6月に行くつもりです」と故郷を思いやった。

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2016年5月4日のニュース