広島・野村 自らV打&4勝目 大学先輩に「プレーでは勝ちたいと」

[ 2016年5月4日 21:56 ]

<巨・広>力投する野村
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セ・リーグ 広島―巨人

(5月4日 東京D)
 広島の野村祐輔投手(26)が投打にわたる活躍を見せ、首位再奪取に貢献した。

 「ランナーを出しながらだったが、うまく序盤粘れた。(6回は)粘りきりたかったが、リリーフに助けてもらった」。巨人打線相手に5回2/3を8安打1失点で4勝目。打っても明大時代の3学年先輩、江柄子(えがらし)から先制打を含む2打席連続タイムリーを放った。

 右腕は「2打席ともチャンスなので何とかしたかった。(江柄子は)大学時代にかわいがってもらった先輩だったけど、プレーでは勝ちたいと思ってマウンドに上がった」と勝負に徹した。

 前回4月27日のヤクルト戦(神宮)でプロ初完封を飾った右腕。緒方監督も「1失点と粘ってくれた。前回の完封でかなり自信をつけたみたい。慎重さと大胆さを見せてくれた」と称賛した。5月といえば鯉の季節。広島が1日で首位に再浮上した。

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