マエケン感激 イチに初対面「子供の頃から憧れていた」

[ 2016年4月27日 05:30 ]

試合前、マーリンズのイチロー(右)と談笑するドジャースの前田

ナ・リーグ マーリンズ3―2ドジャース

(4月25日 ロサンゼルス)
 ドジャースの前田健太投手(28)が25日(日本時間26日)、マーリンズのイチローと初対面を果たした。28日(同29日)のマ軍戦で先発予定の右腕は、試合前のグラウンドでストレッチを行う背番号51の元へ駆け寄り「初めまして。前田健太です!」と初々しくあいさつ。イチローも笑顔で応じた。

 前田はイチローより14歳年下で、打撃フォームをまねていたことも明かし「圧倒的な実力。子供の頃から憧れていた」と敬意を表した。対面前には、恒例となっているブルペンでの15球の投球練習。4勝目を懸けた次回登板で対戦する可能性があり「同じ舞台で野球ができるとは思っていなかった。対戦する機会があれば光栄ですし、喜びを感じて投げられればいいと思う」と胸を躍らせていた。

 打者としてのイメージを問われると「弱点がない、抑えるのがとても大変な打者だと思う。頑張って抑えられるように」と警戒した。メジャー史上初となる先発投手としてデビュー4試合(20イニング以上)で計1失点。全米の注目を浴びているルーキー右腕とレジェンドの夢対決が実現なるか。(ロサンゼルス・笹田 幸嗣通信員)

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