松坂 2軍戦で4回5安打3失点 最速143キロで三振斬り

[ 2016年4月27日 13:58 ]

<ウエスタンリーグ 中日・ソフトバンク> 4回3失点5安打と好投した松坂大輔

ウエスタン・リーグ ソフトバンク―中日

(ナゴヤ)
 ソフトバンクの松坂大輔投手(35)が27日、ウエスタン・リーグの中日戦(ナゴヤ)で日本球界復帰後、公式戦2戦目の先発に臨み、61球を投げて4回5安打3失点、2四球1奪三振だった。

 初回、先頭の友永を二ゴロ、2番・井領を中飛、最後はエルナンデスをこの日最速の143キロのストレートで空振り三振に打ち取った。三者凡退に要した球数は17球だったが、ボール先行のカウントが多かった。

 2回、横浜OB対決となる多村に四球を与え、続く野本には右前打を許すと、無死一、三塁から一塁けん制悪送球の間に三塁走者が生還。中日に先制を許した。6番・渡辺には四球。7番・遠藤に右前打を許すと無死満塁のピンチ。8番・赤田を遊ゴロ併殺打に打ち取るも、その間に三塁走者が生還。9番・石川にも左前適時打を許し、この回3点を失った。  

 3回は井領、エルナンデスを左飛、多村を三ゴロで三者凡退に抑えた。4回は野本に右中間二塁打を許すも、後続を抑えて無失点で切り抜けた。

 右肩手術からの復活を目指す松坂は今季、20日のウエスタン・リーグ中日戦(タマスタ筑後)で先発するも、2回2失点、制球が定まらず3四球を与えるなど、苦しい投球だった。

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2016年4月27日のニュース