新井の残留願ったファンの“応援旗”7年経て再びその手に

[ 2016年4月27日 09:05 ]

全国広島東洋カープ私設応援団連盟・新藤邦憲会長

セ・リーグ 広島11-3ヤクルト

(4月26日 神宮)
 全国広島東洋カープ私設応援団連盟会長の新藤邦憲氏(67)は広島市内の自宅のテレビで記念の一打を見届けた。

 経営する会社事務所で大切に管理するのが大きく「25」と記された応援旗。新井がFA権を獲得した07年、残留を願うファン1000人以上が熱い思いを書き込み、球団を通じて新井に渡したものだ。その後、新井の実家で7年以上も保管され、昨秋に新藤氏へ返還された。「普通なら放ってるよ。人間性を表しとる。礼儀正しく義理堅い子。我々ファンのことを一番に考えてくれる。広島が生んだスターだと思っとる」。愛する選手の大記録を心から喜んでいた。

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