新井2000安打 2112試合目は大学&社会人出身で最遅到達

[ 2016年4月27日 09:05 ]

<ヤ・広>3回無死二塁、新井がレフト線に適時二塁打を放ち、2000安打を達成。小窪からレリーフを受け取る

セ・リーグ 広島11-3ヤクルト

(4月26日 神宮)
 新井(広)がヤクルト戦の3回に左翼線二塁打を放ち、通算2000安打を達成した。プロ野球47人目。初安打は99年5月12日の巨人戦でホセから。通算2112試合目は8番目のスロー到達。大学、社会人出身の22選手の中では新井宏昌(近鉄=法大)の2027試合を抜き最も遅いペースだ。通算打率.277は達成者で34位の数字。

 新井は98年ドラフト6位で広島に入団し、途中の08~14年は阪神所属。古巣に戻って2000本の区切りを迎えたのは小久保(ダ→巨→ソ)と新井だけ。プロ入り時に広島所属の達成者は衣笠、山本、野村謙、前田、金本に次ぎ6人目で巨人など5球団の5人を抜く最多人数になった。また、ドラフト6位以下の選手では7位の福本(阪急)、ドラフト外の秋山(ダ)、石井(広)に次ぎ4人目の快挙だ。

 三振も多く2000安打達成時に1530個。同1500三振以上は04年清原(巨)1740、13年谷繁(中)1738、同年中村(D)1629、00年秋山1607に次ぎ5人目と珍しい。また、守備位置は三塁が最多の1163試合(一塁867、右翼41)。1000試合以上三塁を守り2000安打は長嶋(巨)2172、中村1971、有藤(ロ)1774、衣笠1638に次ぎ5人目となった。

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2016年4月27日のニュース