有原 ぎっくり腰から復帰即○無傷3連勝 監督に誕生日祝い

[ 2016年4月27日 05:30 ]

<日・楽>試合後、有原とハイタッチする栗山監督

パ・リーグ 日本ハム3-1楽天

(4月26日 札幌D)
 試合後の三塁ベンチ。日本ハム・有原が栗山監督に「おめでとうございます」と言葉をかけた。ウイニングボールを手にした栗山監督は「いいのか?ありがとう」と照れ笑い。ぎっくり腰で離脱していた右腕が3日のソフトバンク戦(東京ドーム)以来23日ぶりの復帰登板を無傷の3連勝で飾り、指揮官の55歳の誕生日を祝った。

 最後まで力を振り絞った。3―1の8回2死三塁。岡島に投じた直球はこの日最速の151キロを計測した。「絶対に抑えたいという気持ち」で右飛に仕留め、窮地を脱出。8回3安打1失点と仕事を果たした。異変は5日の夜。腰に強い痛みを感じ「動ける状態ではなかった」。翌6日に病院へ行き一日中、布団の中で過ごした。「チームに迷惑をかけた。凄く悔しい思いをした」。2軍での登板を経て満を持してのマウンドで躍動した。

 この日は栗山監督の自宅がある北海道栗山町のファンが無料招待され、バス6台などで490人が駆けつけた。「我慢してああいうところを越えると、エースへの道が開ける」と絶賛した指揮官に、有原も感謝を口にした。「昨年、凄く大事なところで使ってもらった。感謝しかない。まだまだこれからも恩返しがしたい」。昨季の新人王はまだまだ飛躍する。(柳原 直之)

 ▼日本ハム・大谷(先発した24日のソフトバンク戦で右手中指のマメが悪化して途中交代も、この日は7番・DHでフル出場)問題なかったです。大丈夫です。

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2016年4月27日のニュース