慶大に18点大勝!明大が首位浮上 佐野恵が初満弾

[ 2016年4月27日 05:30 ]

<慶大・明大>7回2死満塁、中越えに満塁弾を放つ明大・佐野恵

東京六大学野球第3週最終日

 4回戦1試合が行われ、明大が18―0で慶大に大勝し、勝ち点2に伸ばして首位に立った。7回に佐野恵太内野手(4年)が試合を決定づける満塁本塁打。8回には、1イニング最多安打のリーグ記録にあと1本と迫る9安打を集中して9得点を挙げるなど打線が爆発した。

 24日の2回戦で今季1号を放った佐野恵が、またも豪快な一発を叩き込んだ。3―0の7回2死満塁、高めに浮いた外角チェンジアップを捉え、バックスクリーンへ「人生初」の満塁弾。「上がりすぎたかなと思ったが、風に助けられた」。延長10回の末に0―1で敗れた25日の3回戦後、善波達也監督から「高めの球で下からヘッドが出ている」と指摘され、前夜のティー打撃では高めの球を上から叩くことを意識。大量点を奪った8回にも二塁打を放ち「良い取り組みができた」とうなずいた。指揮官は「(打線が)打ちすぎるくらい打ったのは今後につながる」と14年秋以来の頂点へ手応えを口にした。

 ▼慶大・大久保秀昭監督(1997年春以来となる明大戦18失点に)あまり経験したくない経験。これが学生野球の難しさ。

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2016年4月27日のニュース