マー君、今季初白星お預けも「投げているボールは悪くない」

[ 2016年4月13日 13:15 ]

<ヤンキース・ブルージェイズ>ヤンキースの先発・田中 (AP)

ア・リーグ ヤンキース3―2ブルージェイズ

(トロント)
 ヤンキースの田中将大投手(27)は12日(日本時間13日)、ブルージェイズ戦に先発し、5回3安打2失点、5四死球で降板。勝敗は付かず、今季2戦目でも初白星はお預けとなった。

 初回、2回は無失点に抑えたが、球数はそれぞれ29、25球で計54球。2回までに3四球と立ち上がりから制球に苦しんだ。1点のリードの3回は、先頭のピラーに死球、2番ドナルドソンに中前打を許して無死一、三塁とピンチを広げると、3番バティスタに中越えの逆転2点適時打を浴びた。だが、4回は3者凡退。5回も先頭のピラーに中前打を浴びたが、後続の3人を抑え、5回で92球に達したところでマウンドを降りた。

 試合は1点を追う6回に女房役のマキャンが右越えに同点ソロを放ち、田中の黒星を帳消し。7回には1死二、三塁からエルズベリーの左前適時打で勝ち越した。苦しみながらも5回2失点と粘り、チームの逆転勝利を演出した田中は「5回までですけど、試合を崩さなかったことがこういう風に逆転につながったと思う。そういう投球ができたのは悪い中でもよかった。決して自分の投げているボールが悪いとは思っていない。際どいところに入ってるけど、ちょっと外れてボールという球が多かった」と振り返った。

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2016年4月13日のニュース