巨人・菅野 4年目で“鬼門”神宮初勝利 2戦連続完封で開幕3連勝

[ 2016年4月13日 21:04 ]

<ヤ・巨>力投する菅野

セ・リーグ 巨人8―0ヤクルト

(4月13日 神宮)
 巨人の菅野智之投手(26)がプロ4年目にして神宮初白星を手にした。ヤクルト打線を4安打に抑え、2試合連続の完封勝利で開幕3連勝。ここまで神宮球場ではクライマックス・シリーズ(CS)を含む公式戦通算7試合に登板し、0勝5敗だった鬼門で8試合目にしてつかんだ初勝利となった。チームはセ・リーグ一番乗りで10勝に到達し、再び単独首位に立った。

 菅野は140キロ台後半の速球を主体に、丁寧に低めを突いて打者を打ち取った。打っても2―0の4回に自ら中前適時打を放つなど、8点の援護をもらいテンポよく回を重ねた。結局、4安打、7三振を奪い完封の快投。ここまで神宮では昨季のCSファイナルSでの1敗を含む公式戦7試合登板で0勝5敗、防御率5・15の成績がウソのような内容で念願の初勝利をつかんだ。

 菅野は4月6日の阪神戦(東京D)に続く2試合連続の完封勝利で開幕3連勝。チームはセ・リーグ一番乗りとなる10勝到達で、雨で試合のなかった広島、阪神を突き放し、単独首位に返り咲いた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年4月13日のニュース