ゆきりんも祝福!ロッテ二木 対談実現させます初完投1勝

[ 2016年4月13日 07:30 ]

<楽・ロ>お待たせ1勝!9回133球の熱投を見せた二木

パ・リーグ ロッテ7―1楽天

(4月12日 コボスタ宮城)
 ゆきりん、ついに勝ちました!ロッテの二木(ふたき)康太投手(20)が12日、楽天戦に先発しプロ初勝利を初完投で飾った。今季3度目の先発となった高卒3年目右腕は133球を投げ抜き、8安打1失点。プロ初勝利で完投したのは球団では14年の石川以来2年ぶりで今季チーム初完投ともなった。チームは楽天との首位争いの初戦を制し単独で5日ぶりの首位に立った。

 133球目。ゴームズから空振り三振を奪うと、二木は右手で小さくグラブを叩いた。ガッツポーズもどこか小さい。完投でプロ初勝利をつかんだ20歳は「感情が表に出るタイプじゃないので、あれでも凄く喜んでいるんです」と言う。それでも、伊東監督から肩を叩かれてねぎらわれると、目を潤ませていた。

 1メートル87の長身右腕。最速は138キロでも角度があった。さらに小さいテークバックから腕の振りが鋭いため、球速以上のスピード感を感じさせた。3打数1安打だった元同僚の今江から「カクカクしたフォームで打てそうで打てない」と評され、100キロ台のカーブで緩急も有効に使った。8安打を浴びても1失点の粘り強い投球。伊東監督は「かわす投球が多かったので真っすぐを多めに使えと言った。先発として合格点」と称えた。

 リベンジ。それも完投にこだわっていた。今季初登板でプロ初先発となった3月30日に同じ楽天に5回途中で3失点KOされた。さらに石川が首痛で6日に出場選手登録を抹消。先発が手薄になり、中継ぎ陣の登板過多は明らかだった。二木は「中継ぎの先輩方に迷惑を掛けたので初勝利よりも長い回を投げられたのがうれしい」と言った。

 鹿児島情報時代は甲子園経験はなく、ドラフト6位での入団。母・ゆかりさん(51)は「子供の頃は食が細くて小さいお茶わんで、ちょっとご飯を食べるくらい。大人になったなと思う」と目を細める。3年前のプロ入り時は体重72キロだったが、球団内で「二木プロジェクト」と呼ばれる食事と筋力トレーニングによる徹底した体づくりを経て83キロまで増量した。1年目に買ったスーツは小さくなり、このオフの成人式は無理やり袖を通して出席した。体も投球も急成長している。

 「きょう駄目ならファーム」という危機感を持って今季3度目の先発で勝った。しかも単独首位に押し上げる大きな1勝。ウイニングボールは鹿児島の実家に送る。同じ鹿児島出身のAKB48・柏木由紀の熱烈なファン。高卒3年目で新人王資格を持ち球団から新人王を獲得すれば対談を検討すると言われている。プロ初勝利の一報は、ゆきりんの耳にも届いた。 (渡辺 剛太)

 ▼AKB48・柏木由紀 完投でのプロ初勝利おめでとうございます!お仕事中で残念ながら試合を見ることはできませんでしたが同郷の二木選手の活躍にうれしい気持ちでいっぱいですぜひ対談を実現して一緒に鹿児島を盛り上げていきましょう!新人王目指して頑張ってください!

 ≪二木 康太(ふたき・こうた)≫

 ☆生まれ 1995年(平7)8月1日、鹿児島県生まれの20歳。

 ☆サイズ&投打 1メートル87、83キロ。右投げ右打ち。

 ☆球歴 小学5年から軟式野球を始め、鹿児島情報では1年秋からエース。3年夏の鹿児島大会で同校初の4強進出を果たしたが、優勝した樟南に敗れる。甲子園出場なし。13年ドラフト6位で入団。2年目の昨年10月5日、日本ハム戦(QVCマリン)で中継ぎでプロ初登板。

 ☆尊敬する投手 高校時代から同じ右腕の中日・吉見を目標に掲げる。「同じコントロールで勝負するタイプの投手なので」

 ☆趣味は読書 最近のお気に入りは三秋縋(みあき・すがる)の小説「三日間の幸福」。著者がウェブ上で記していた人気エピソード「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」を書籍化。

 ☆年俸 540万円。

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