マエケン 6回零封も…降板直後に追いつかれ2勝目ならず

[ 2016年4月13日 07:10 ]

ダイヤモンドバックス戦で、メジャー2戦目の登板をした前田(AP)

 ドジャースの前田は、本拠地開幕戦となる12日(日本時間13日)のダイヤモンドバックス戦で今季2度目の先発をし、3回を除く毎回走者を背負う展開ながら、6回、95球を投げ5安打無失点、4奪三振、2四死球。1点をリードしてマウンドを降りた。だが、2番手のバエスが交代直後の7回に同点本塁打を打たれたため、前田の勝利はなくなった。チームは2-4で敗れた。

 メジャー初登板となった6日のパドレス戦でも6回無失点の好投で初勝利を挙げており、2試合で12回無失点となっている。

 前田は初回、いきなり先頭打者のセグラに死球を与えたが、続く3人をきっちり抑える。2回にはカスティーヨ、ラムに連打され無死二、三塁のピンチを背負うが、ここも後続をきっちり仕留めた。その裏、味方がケンドリック、トンプソンの連打などで1死一、三塁とし、エリスのスクイズで先制点を挙げた。すると3回は1番から3者凡退とした。4回にも先頭のペラルタに四球を与え、2死からトマスを失策で出塁させてしまうが無失点。5回にも1死からセグラを内野安打で出すが、エリスが二盗を試みた走者を刺した。6回には2死からカスティーヨに左前打、続くラムに右翼へ二塁打を打たれたものの、ホームで走者を刺し、無失点。前田もガッツポーズで守備を称えた。

 メジャー初登板となった6日には、打者としてもソロ本塁打を放つ大活躍だったが、この日の打席は右直、遊ゴロで2打数無安打だった。

 ダイヤモンドバックスは、前田がオープン戦初登板で対戦した相手で、その時は2回零封だった。11日(同12日)は28歳の誕生日だったが「あの時とはメンバーも違う。(ホーム)初戦なのでチームが勝てるように投げていければいい」とオフを返上して登板に備えていた。

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2016年4月13日のニュース